ソフトバンクGのつまずきとAI社会のつまずき

mainichi.jp

ソフトバンクGの純利益が前年同期比92%減の550憶円だったそうですが、これが孫さんどうした?という話しではなく、ここからの孫さんはどうするか?に注視したいところです。失敗なんてものはつきものです。むしろ、孫さんにおいては失敗ですらないと思っているかもしれません。小さなつまずきであると。

 

とはいっても、投資先のウーバーテクノロジーズ、ウィーワークに続いてインドのオヨまで低迷が続くとは思っていなかったところに誤算があったのかもしれません。物言う株主のエリオットマネジメントさんは損切をしろと言っています。まあそこはよくよく考えるべきでしょう。一連してダメになってきたから一連して切るというのは違うと思います。それぞれを個別に判断しないといけませんから。

 

とここで一旦なぜだろう?と考えてみるのですが、どの会社にも共通点は「AI」が絡んでいることです。これからはAIの時代であるのにそれをいち早く取り入れてきている会社が軒並み低迷している。確かにそれぞれの不祥事問題は別問題であるけど、AIに関しては悪いとは思えない。

 

とすると、何がダメであるのかを考えると、AIというのはデータの取得量とAIの質、そして、AIの構造ではないかとそれらが正確に出来ているのかが今後の会社の伸びを左右するのではないでしょうか。何でもかんでも新しく取り入れているからといってその会社自体の組織運営、活用レベルがどうなのか、また不祥事にも真摯に向いているのかが問われるのかなと思いました。