年金の「もらいすぎ」は「あげたまま」ではないのか?
荻原博子さんの4月からの年金支給カット額は?(平成27年2月19日付朝日新聞デジタル)を読んでいたのですが、よくよく考えてみると、この年金の「もらいすぎ」という部分は疑問点があるような気がしますね。
4月から、年金支給額がカットされます。もらいすぎていた(?)年金の額を減らすこととマクロ経済スライドが実施されるからです。 今まで公的年金は、物価にスライドしていて、物価が上がれば年金額も上がり、物価が下がれば年金額も下がることになっていました。もらいすぎていた年金とは、今まで物価が下がっていたにもかかわらず年金を下げてこなかったぶんをまとめて下げるというもの。「もらいすぎていた年金とは、今まで物価が下がっていたにもかかわらず年金を下げてこなかったぶんをまとめて下げるというもの」と書かれています。物価の変動によって下げるべき年金を下げていなかった。それを今になって下げている。ということは下げていなかった分から下げようとしている今までの間は「もらいすぎ」のままということになるのでしょう。そして、下げたこれからは通常の物価変動に基いた年金額ということになるのでしょう? つまり、もらいすぎの部分は依然もらいすぎのままで還してもらうとかそういうことではないのではないでしょうか?だから、正しくは「もらいすぎ」はそのまま「あげたまま」で物価変動を正常に直した。還付までは要求しない。だから、利益としてはあるのですよと。そういうことなのであればそういうようにいってくれないと。何だかもらいすぎている人は不当に利益を得たかのようにうつり、悪く感じてしまいます。 これは得をしているのだから、もっと喜んでってどうしていえないのか。いや、そうではなく、本当はそれらも還付してほしいが、そこまでの要求はできない。そこまで要求したらどんな反発が来るか分からないからそっとしておこう、というのが本音なのではないでしょうか。