高齢化社会よりも長寿社会の方が?

今日(2014年12月12日)の産経新聞の編集日誌に高齢化社会という言葉はおかしい表現であり、すでに日本は高齢社会もしくは超高齢社会に移行しているのではないかの指摘に対し、社会課題を意識し、強調したいからこそ使用していると推察していただければ幸いですとのことが書かれていました。

この回答者も確かに国連などの定義によれば、日本は65歳以上人口が総人口に対し21%を超えているので超高齢社会となると納得している上で、紙面データベースで過去7年分の朝夕刊の記事を調べたところ、高齢化社会の方が高齢社会より使用例が多いことが判明したといっています。そして、さらに高齢者人口の比率は今後もっと高くなっていくと。だから、意識、強調したいと。

これを読んで逆にこれはゆでガエルの状態に結果的に陥ってしまっているのではないかと思いました。「化」を意識すればするほど、まだ高齢に突入していないと錯覚し、いつまでたっても高齢になっていないのかと思ってしまいます。私も指摘したこの方の言を見るまで、確かにそうだと気づいていなかったですし。

また、まだ高齢社会になっていないから、頑張れるはずだと暗に後押しされているようで、高齢社会、超高齢社会と言ってしまった方が良いのではないでしょうか?脱法ドラッグも危険ドラッグとちゃんと脱法から危険と変更したわけですし、そちらの方が意識が高まるはずです。

高齢という言葉がマイナスイメージになるなら長寿社会ではどうでしょうか?高齢社会になったからといって高齢社会はだめだから高齢社会にならないようになんてことは考えないでしょう。長生き、長寿を望む社会、それを高齢化社会といってしまうと、高齢がだめな社会と思ってしまいます。

記事では今後も高齢化社会と使いたいということなんでしょうけど、どうでしょうか?産経新聞以外の他新聞はどうなんでしょう?同じように使うのでしょうかね?