老後資産2000万円問題を受けて考えたのは日本もベーシックインカムが必要なのかなということ

老後資産2000万円問題を受けて考えたのは日本もベーシックインカムが必要なのかなということです。2000万円で必要だと言われている人たちは厚生年金でモデルケースの人たちであってそれ以下の人のことは全く触れられていません。その人たちにとってはさらにもっと老後資産が必要であるということであるのにその人たちのことは全く置き去りにされています。それなのに2000万円必要という報告すら受けとらないなんて。

 

破綻しかかっている年金、働く意欲をそぐ、またはなかなか復帰できない生活保護それらの制度を廃止することでそれらに関わるコスト(それらに関わる課もなくし、年金の納付や生活保護による税金にかかるコスト)をなくし、ベーシックインカムに必要な税金を上げる。

 

シンプルになり、もらえないかもしれない(というかもうかなり私の中で信頼していませんが)年金、最悪の場合の生活保護(心情的には受け取りたくないと思っていますが)という負の側面がなくなります。

 

ベーシックインカムをもらえば働かなくて良いわけではなく最低限の給付なので働かなくてはならないが、お金に対する不安をかなり取り除くことができる。社会保険庁から日本年金機構への移行しても全くの杜撰な管理下では私たちは納め損のお金のいらだちをどこにもっていけば良いのか。

 

会社は厚生年金の半分負担が嫌なため非正規で雇うが、それもなくなります。自動引き落としである厚生年金とは違って自分で払わなければならない国民年金は未納が多いですが、その未納もなくなります。

 

この場合は支給しない、支給するという手続きが煩雑です。障害者年金の人にとっては特にそうでしょう。8050問題で80代の親が働かない50代の子供の面倒を見る、または親が死んでいるのに死んだことにしないで親の年金を受け取って働かない、そんなこともなくなるでしょう。

 

今まではベーシックインカムなんてどうかな?とも思っていましたが、そういうことも考えないといけないのかなと思うようになりました。