不正を次の世代で隠すことはあたわず

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲンディーゼルエンジン車の排ガス規制逃れ問題で傘下のアウディに8憶ユーロ(約1040億円)の罰金を科せられたそうです。フォルクスワーゲンも規制逃れ問題で10憶ユーロの罰金を科されています。不信感が募るところですが、フォルクスワーゲンは少し前にこのような表明をしています。

 

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 VolkswagenVW)は、2025年までに80種類以上のモデルで電気自動車(EV)またはプラグインハイブリッド車(PHV)を設定し、2030年にはグループ全体で約300種類以上あるモデルのすべてにEV/PHVを設定する計画「Roadmap E」を発表した。

 これを読んで中国を思い出しました。中国はEVが盛んであり、盛んにしようとしています。キャッシュレスでもそうですが、ガソリン車の普及・発達は世界で遅くそれを取っ払うかのようにいち早くEVやキャッシュレスを取り入れ世界で一番にのし上がる。それと似たようなイメージを持ってしまいました。

 

不正にまみれたディーゼル車はもうあきらめて次の世代で活躍するEVの車で一躍のし上がるというかまた知名度を上げる。それは社会保険庁から日本年金機構という名前に変更して刷新するというイメージを持つのと同じかもしれません。まあ日本年金機構は名前だけ変えただけでまるで悪習は変わっておりませんでしたが。

 

でもまずはこの問題を片付けないとフォルクスワーゲンはいけませんね。