競争のある社会の価値観と競争のない社会の価値観との平行線

アメリカ大統領選でバーニーサンダースの集会である学生は「レボリューション(革命)の幕開けだ!」と叫んだようですが、それが資本主義から社会主義に変わることへの革命ということなのであれば私の中では納得がいかないかな。レボリューションと言われると幕末の高杉晋作を思い出してしまいますが、そのような感じではないでしょう。

 

それとは別に最近の小学校の運動会では順位をつけないだったりとか学芸会では皆が主役だとか社会主義を彷彿とさせることが行われているそうです。これが若い世代との根本的な価値観の違いに発展している気がする。

 

その根本的な価値観の違いとは何を当然と思うか、ということです。競争のある社会を当然とする価値観と競争のない社会を当然とする価値観とは全く意味合いが異なってきます。

 

EU離脱のことでもそうでしょう。僅差でEU離脱になりましたが、全くの意見が異なる人たちがEU離脱を是としない人がほぼほぼ近い割合でいたわけですから。だから、バーニーサンダースを是とする人たちが当然としている価値化の社会主義を是としない人たちと交わることはない。

 

交わることはないということは議論をする時に平行線に至るのではないかと。それにしてもおんとし78歳のサンダースの支持者が若者とは何だか皮肉にうつりました。