中国企業の不正と危機感

中国の有力企業の間で相次いで不正が発生しています。大手コーヒーチェーンのラッキンコーヒーは中国でスタバを抜く勢いでしたが、不正会計が発覚しました。日経新聞を読んでいるとこれには奥深い理由があったのですね。

 

中国は会計を自国での中国企業法人の監査法人がやるが、資料を国外に持ち出しすることが出来ない。だから、アメリカのニューヨーク証券取引所(NYSE・ナイス)に上場したのに米規制当局の米証券取引委員会(SEC)はチェックすることが出来ないでいる。

 

しかし、アリババの上場による資金獲得はかなり潤いをもたらしたため、それを反故にしている面があった。が、最近、中国企業は危機感を強めたからか香港取引所に上場するようになった。私はこれを故郷に錦を飾るためなのかと勝手に思っていました。それが違ったのですね。