恩を仇で返すかんぽ生命

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かんぽ生命の保険料二重払いの問題ですが、虚偽の説明をしていないので法令に抵触しないという言い分があるようです。こういう信頼取引の仕事は法令に抵触するかしないかは罰則を受けるか受けないかの問題であって信頼がなければ仕事が成り立ちません。

 

ぶっちゃけ不利益となる事実と分かっているのに告げなかったのは相手が気づかないから悪いという問題ではなく気づかなければ良いというところに付け込んだということですよ。そして、そこに付け込んでも分からないように目くらましできる高齢者にしぼって。

 

こういうのを「恩をあだで返す」というのでしょう。

 

一転視点をかえて、投資信託と同じように生命保険も同じ道をたどるのでしょうか。毎月分散型投資信託が減る一方で、生命保険の加入も減っていくかもしれない。それがかんぽ生命のせいでかんぽ生命だけが敬遠されるのではなく生命保険自体について。

 

かんぽ生命への出資比率は89%から64%にするそうですが、まだまだこれだけあります。そう考えると、責任の所在はどこへいくのやら。