住民票の除票150年保存に対して

戸籍は2010年に80年保存から150年保存に法改正されたようです。住民票は抹消されてから5年保存ですが、これを戸籍と同じように150年保存に変えたら?という議論が出ています。所有者不明土地の解消に少しでも役立てばとの思いからでしょう。それを思うと変えるべきでしょうとひとまず思う。

 

しかし、150年となると今からでいうとちょうど明治維新まで遡る年月になります。戦後が70年としてその倍以上の年月でかなり長い。個人情報保護がけたたましい中、こちらも懸念しなければならない。

 

最近聞くようになった情報銀行もそれを念頭に置いているでしょう。世界でも個人情報保護規則(GDPR)も言われています。Facebookも問題になりましたね。個人情報というものに価値が高まるならそれがでまわるような仕組みに歯止めをかけなくて良いのか?

 

どちらを取るにしてもデメリットがあるのであれば結局は比較考慮して考えるしかないのか。諫早訴訟も似たようなものですか。