年金のほころびが見えてきている。

日本年金機構が業務委託した業者が中国業者に再委託して個人情報の問題が取り上げられましたが、その委託した業者と再委託した業者、そして、日本年金機構どれも信用できない実態に私たちはなすすべもなく情報を搾取されてしまうのか。

 

個人情報については今フェイスブックが問題になっていますが、これは民間企業なのでフェイスブックの株が言葉通りに下がっていきますが、日本年金機構については今後も付き合っていかなければなりません。また、私たちの目をくらまかすために名称を変更しますか。

 

年金は破綻している、というのは心の内で誰もが思っています。なぜ破綻しているかといえば今に書いた組織自体の破綻に加え、年金制度の想定が今の想定にそぐわないという問題です。60歳の定年の想定、結婚して子供2人の想定。

 

平均寿命の伸びに加え、結婚という価値観の変動、定年年齢の伸び、年金財源の減りなどなど時代が変わってきました。その時代に合わせられるような制度設計になっておらず、ただその都度その都度おぎなっているに過ぎません。

 

そのほころびはもう見えているのでしょうけど。