税と寄付の関係

世界では格差が激しく超がつくほどの金持ちが続出しています。しかし、分配という観念でそういう超富裕者は寄付宣言をし、500億円以上寄付したりするようです。人間というのは税金であれば払いたくないが寄付であれば惜しみなく払う人が出てくるから不思議です。

 

パナマ文書とかで問題になりましたが、何かと税を払いたくない。法人税でもそうです。今、アメリカが法人税を下げましたから、そこに殺到する企業もいるでしょうけど、IT企業が税負担の問題が浮上し、デジタル課税の問題が出てきました。皆さん、税金は払いたくない。

 

そりゃあ、そうでしょう。社会の福祉のために使うという目的がありながら、強制徴収なのですから。では、寄付を目的としたふるさと納税はどうなったのでしょうか。地方創生に名を借りて、その実、地方消滅を何とか免れたい思いが強くなり、人口取り合い合戦に成り下がってしまった感があります。

 

税金少なくして小さい政府を目指しますか。それとも・・・。でも、消費税上がるのは規定路線ですよね?