最低賃金1000円にあげるということはどこかにしわ寄せが来る。

最低賃金1000円が叫ばれています。政府・与党は早期に全国平均を1000円に引き上げる目標を掲げています。最低賃金を1000円を上げるためには企業は今より売り上げを上げるか内部留保を回すしかありません。

 

横の記事では設備投資は先行き懸念と書かれています。設備投資はしないということは本当はしたいけどできないということでしょう。ただでさえ値上げをしています。消費税も増税される見込みです。それは人手不足が原因なわけであってそれを最低賃金に転嫁できるわけではない。

 

そんな中、19年度は自社株買いが急増しているそうです。株主還元策をこうじるわけですが、従業員に目を向けていない証拠です。つまり、最低賃金を1000円にあげるということはどこかにしわ寄せがくると考えた方が良いでしょう。

 

記事にはこれが地方創生と書かれていましたが、逆に地方の活力をそぐのではないでしょうか?