政府のこれ見よがしのしわ寄せ政策に私たち疲弊している。

日経新聞の社説(平成31年1月21日付)で今年のゴールデンウイークの10連休に言及しています。日本は産業構造が変わりサービス産業が国内総生産GDP)の7割になり、小売店や飲食店は連休中も営業し、輸送業も従業員が交代で働く。代休も取れるとは限らない。

 

民間の調査では半数近くの人が10連休を「うれしくない」と答え、「うれしい」の割合が多いのは公務員や学生であるとのことです。だから社説では「働き方や生活のスタイルが多様化したいま、休み方も一斉の発想から転換すべきだと指摘しています。

 

私が思うに政府はいろいろなしわ寄せを行うことで事なきを得る手法を取っているから一部の人に対しては聞こえが良い。がその中でしわ寄せを食っている人たちがいることに思いを寄せていない。

 

今年の10月に消費税増税するに当たり、幼児教育・保育の無償化があげられていますが、待機児童が解消されていない今日、そこにもしわ寄せがいっています。政府はこれ見よがしにしわ寄せ政策を繰り返します。

 

私たちが疲弊していることにも気づかずに。