働き方改革サイクルの順繰り地獄。

働き方改革が叫ばれ、長時間労働の是正が緊急の課題になるなか、時間外であっても仕事に没頭する必要もあるのではないか?といった声も聞きます。このちぐはぐな状態は仕事に自ら没頭することと強制的にさせられているのとを考えればスッキリします。

 

それは成果の面で考えても前者が良いとなります。4つのパターンに分ければ、

①時間通りに終らせる。

②時間を超えても意欲的にして、その分の残業代をもらう。

③時間を越えても強制的にやらされ、その分の残業代をもらう。

④時間を超えても強制的にやらされ、残業代はもらえない。

たいていの人は③か④でしょう。特に④が多いのでは。会社としては理想の②をしてもらいたいが、③になる。③になるから、効率性が悪く④になる。でも、昨今の働き方改革で、①を叫ばれる。で、本来の②に戻ってほしいと願う。②になると、また③、④と順繰りになるサイクルにはなりますが。