晩節を汚さない人生。

小室哲哉さんの引退会見が少し前にありましたが、皆さんの興味は不倫疑惑にある中、私は一時代を築いた人の成れの果てと人の出処進退の難しさを考えていました。

 

こういっては失礼に当たるのかもしれませんが、小室さんの音楽は過去の一時代を築いた時に終わってしまったのではないかと。もちろん、私も含めてその当時、誰もが小室さんの音楽にとりこになりました。しかし、時代は変わりました。

 

時代に対抗するためにはその時代に対応したものを出さないといけない。ハリウッド映画にまでその名が登場するようになったニンテンドーは不振に陥りましたが、売上高1兆円を越えるまでに業績回復しました。小室さんもおそらくそういうのを見越しての再復帰だったと思います。しかし。

 

生活できるだけの印税が入るから良いとかそんなことではなく、人生はいかに晩節を汚さないか、かもしれません。