私の価値観の棚卸
私の地域にはこの「いきなり!!ステーキ」がないので名前でしか知りませんでしたが、この閉店数の多さにカニバリーゼーション(自社内での競合)があげられていることに気になりました。
ドミナント方式で近くに店舗を作り、他会社を排除する役割を強化する中で自社内での独占が閉店にまで及んでしまった。これは単純な見方であろうし、それだけでなく人手不足が絡んだ上での、また消費税増税、軽減税率での中食移行のすみわけ、経済停滞による財布の紐の固さなどはあるでしょう。
いやそもそもこれからの時代に店舗数で競い合うことに勝算はあるのでしょうか?
立ち食いというスタイルが私には今の時代のスタイルを物語っている気がします。ゆっくりする気がない。テレビで家を持たない新しい暮らしとしてアドレスホッパーというのをやっていたのですが、そういう時代なのかと。
私の価値観はそこにどうしても追いつくことができないでいます。せいぜいそういう人たちがいるということを認め、受け入れることぐらいです。シェアリングエコノミーもそういう類の発生でしょう。
私の価値観の棚卸は長い時間がかかりそうです。