中国とアメリカに対する世界の集約する目線

トランプ米政権は対日協議でかつて合意した環太平洋経済連携協定(TPP)を上回る厳しい条件交渉に乗り出す方針だという。そもそもアメリカがTPPから脱退したが、TPPに戻すため、またはTPP並みの協議にするため物品貿易協定(TAG)を交わして(アメリカではそんな気はないようでしたが)効果を目論んでいたのに全くの逆の方向に向かいそうであります。

 

米ワシントンで12日まで開かれた20か国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議では議論に盛り上がりがなく保護主義に対しての意見も出なかったようです。トランプ米政権に対する言いなりの状況が上のTPPにもあらわれている。

 

知的財産の問題を筆頭に中国をあげつらうアメリカに保護主義が激しいアメリカに嫌気がさす世界各国。中国を排除するアメリカに実際に危機を抱く世界各国の気持ちも分かる反面、保護主義の台頭に中国の企業に世界が熱視線をあびる

 

頼りにするのではなく相乗効果が利用できるところは利用するという目線で日本は望むべきなのではないか。