世界の移民問題と日本の移民問題

アメリカでは移民排除ということでトランプさんが唸りをあげています。中米移民がアメリカに向かっていますが、それを米軍で阻止しようと目論んでいるようすです。またトランプさんは米国で生まれた子供に自動的に米国籍を与える「出生地主義」の廃止にまで検討しています。

 

方や日本では外国人就労者を拡大しようと躍起になっています。入管難民法を改正して在留資格を設け、また、来年4月には入国管理局も入国管理庁に格上げしようともしています。実質の移民政策ですが、政府はそうではないと言葉を濁してはおりますが。

 

方やドイツでは移民を後押ししていたメルケル首相が敗残しました。世界で移民に対する問題が浮上しつつある中で日本の舵切りをどう考えるかが争点になると思います。グローバル化を目指し、多様性による寛容性に重きを持つといえば聞こえは良いですが、トランプさんが言うように犯罪者が増えるのであれば国民を守ることはできなくなります。

 

違法滞在による拘留者の問題、外国人就労者の家族による健康保険の問題など問題は罪上がっていくばかりです。聞こえの良い方にだけ耳を傾けていても問題は解決しないことを政府は考慮するべきでしょう。