子ども専用パソコンの購入が増えてくるに対しての私の気になること。

子ども専用パソコンの購入している人が6割いるそうです。今、それに対して私は何に気になっているのか?を考えると、まずは「ネット依存」で次に「視力」。いや、それだと普通に思うことです。それもそうですが、それだけではない。じゃあ、何だと思うと「秩序」か。

 

私が一番気にしているのは「秩序」かもしれません。大人と子供との垣根がなくなる。というか、変に混ざり合う。子供は大人の仲間入りどころか”その部分に関しては”大人以上に大人だと思っているふしがあります。精神的にはまだまだ子供なのに。

 

そのような教育を与えて良いものなのでしょうか?プログラミングのレベルがあがる、ネットリテラシーがあがるという能力は確かに凄まじいものがあるでしょう。しかし、そうではなく心理的な成長を阻害しないのでしょうか?教育の置き所とはどこなのでしょうか?

 

最近はその秩序があまりにも崩れている気がします。秩序が崩れると人をバカにする人が出てきます。自分の方が上だと人を敬う気持ちを持てない人はいくら能力がある人であっても私は尊敬しません。

物だけを運ぶタクシーと規制緩和についてどう考えるか?

www.news24.jp

時限措置としてタクシーが物だけを運ぶことを国土交通省が認めたそうです。これをどう考えるでしょうか?

 

新幹線を使って長距離を物を運ぶということをしているようにタクシーにだってそれが可能ととらえる。しかし、通常は物だけを新幹線で運ぶとなるともったいないので人の移動に合わせて一緒に運ぶことになります。タクシーがデリバリーに特化するなら無理でしょうけど。

 

しかし、駅前で待つしかなかったタクシーがそういう物だけを運ぶことも緩和するのであれば滞留せずに活性化にはなると思います。今ではいろいろな業種の垣根がどんどんと崩れている状態でのコロナの影響です。そういうことも模索する時なのかもしれません。

 

そこで頭に浮かぶのが白タク問題です。ここの規制を緩和するという動きになったとしたら。いや、むしろ、今は少し前までシェアリングエコノミーがにわかに沸騰していたのがコロナの影響で逆になったのでそこに参入するということが方向の間違いかもしれませんが。

ここでも米中戦。忠誠心ではなく、どちらに実入りが良いか。

r.nikkei.com

この記事の全文は日経新聞で読むしかありませんが、最後の「男性はウーバーと滴滴の両方に運転手の登録をしているということだった。」が重要です。

 

どちらにも登録をしている。これはウーバーで雇用問題が世界で裁判にまで発展していることにとても重要な示唆を与えていると思います。雇用という関係にしないのであれば裏切りではないというスタンスです。

 

そして、これが米中という問題にも発展しています。アメリカの会社であるウーバーテクノロジーズと中国の会社であるディディチューシン。登録をしているものからしたらどちらにも忠誠心はなくどちらの方が実入りが良いかですから。

 

「働き方改革」というよりも「働き方断捨離」

テレワークの導入はまだまだ進まないとのことですが、これは「働き方改革」というよりも「働き方断捨離」というように見えます。

 

テレワークができる仕事はテレワークを導入する。テレワークを導入するということは今まで仕事場に行っていたが行く必要がなかったということになります。案外、そこに気づいていたけど、しなかったということなのかもしれませんが。

 

確かに今莫大に流行っているZoomはZoomビデオコミュニケーションが2011年創業のようで、2013年サービス開始で日本で使えるようになったのはもっと後でしょうからそれを考えるとやるとしても数年前からでしょうけど。

 

で、テレワークが導入できない会社はそういう仕事をしているということでしょう。もっとできるようになる時代が来るまで待つしかないと思いますが、それでもやらそうとするのは何か違います。

 

ただこれからは住む場所に関して優劣が変わるかもしれません。わざわざ物価が高いところに行かなくても良いようになり、地方創生が進むかもしれません。