買い替え需要とモノづくりの狭間に

携帯電話の新商品が出るたびに買い替える。買い替えるようにするために新たな機能をつけ目移りするようにする。しかし、その新たな機能も出尽くし興味がいかなくなれば買い替え需要は減る。そこに頭打ち感が出てくるわけです。

 

では新商品に移行するために既存の物の持ちが短くなるようにモノづくりされているのであれば買い替えた方が良いといことになります。そこを狙ってのモノづくりであるならば何年も持ちます!と製品に対するインセンティブはガクンと減るし、モノづくりに対する矜持も失せる。モノ離れに移行するのも時間の問題ではないでしょうか。

 

モノを大事にするということをこの経済成長・優先方式は阻害する。経済成長を目指すのであればそのジレンマにのらなければならない。でも心では何年でも持つ耐久力のある製品を望んでいる。この矛盾のさなかで心がすりきれていってしまなわいか。

 

アップルもそうなのではないでしょうか。今アップルで起こっているのもそういうことなのではないか。

「生きてるだけで、愛」という映画を見てきました。

この前、「生きてるだけで、愛」という映画を見てきました。菅田将暉さんは知っていましたが、趣里さんは知らなかったです。水谷豊さんと伊藤蘭さんのお子さんなんですね。でも、そう見られたくないためにとても頑張っておられるようす。作品にも何とか爪痕を残すようにしているようでそれは感じました。

 

演者の話しはそこまでにしておいて映画自体は鬱の人と向き合う内容だったので暗い話でした。また鬱の人ってこういうものなのかもしれないっていう実感でした。身近にいないもので。

 

でも、最後の方で裸になられたのですが、R指定は特になっていないようですね。別に良いのかな。この趣里さんも別に良かったのかな。爪痕は残せたかもしれませんけど。

中国のアリババ集団が描く未来社会

中国のアリババ集団が描く社会は未来の不穏な状況を醸し出しています。日経新聞(平成31年1月13日付)では「スマホ決済を軸に、通販や生鮮スーパー、金融、医療など、生活すべてをカバーするサービスを提供する。利便性の代償は個人情報だ。」と書きました。薄々は気づいていましたが、これは深刻な問題です。

 

便利の代償が個人情報となると私たちは身を切り売りして生活をしなければならなくなります。そこまで「便利」が膨張したのかと驚くばかりです。便利を追い求めるがゆえに私たちは本当にそこまで便利を欲しがっているのでしょうか。

 

アマゾンによる未来はまだ良い意味での驚きを隠せませんでしたが、今、米大手IT企業は個人情報の危機にさらされています。アマゾンエフェクトよりも問題なのがアリババエフェクトですが、なぜ問題なのかはアリババが中国とかなり直結しているからです。

 

国ぐるみで個人情報取得に目指し、監視社会が完成すれば中国政府の思うままであるのに国民はそこに気づかずに便利に酔うという図式は常軌を逸しています。遅かれ少なかれ日本もそこに向かうことを考えると、今からよくよく考えていくべきなのではないでしょうか。

仕事は「できること」よりも「やりたいこと」で選ぶべき

news.careerconnection.jp

林先生は「やりたいこと」より「できること」で仕事を選ぶタイプですか。私は逆ですね。「できること」よりも「やりたいこと」で仕事を選ぶ方が良いと思っています。ただ条件をつけるとしたら”本当に”やりたいことに限りますけど。

 

もっというと「やりたいこと」を「できること」にしたらもっと楽しくなります。仕事は「やりたいこと」を「できること」にするのです。そこからは人生とても楽しくなります。

 

逆に言えば「できること」だけど「やりたくない」仕事なんていくらたっても楽しくなりません。しかも、「できること」なので成長を感じることもありません。そして、本当の問題は「やりたいこと」が見つからないことだと思います。そこに誰もが苦戦し難問としているのでしょう。