食品ロスに対応するために。

セブンイレブンはサンドイッチの製法を変えることで賞味期限を3割伸ばすという。またイオン傘下の総合スーパーは酸化や細菌の繁殖を抑える包装を採用して消費期限を伸ばしてきたという。ファミリーマートは窒素ガスを充満した容器に総菜を入れ、賞味期限を伸ばしています。これらは売上効率を上げるとともに食品ロス削減に通ずる効果があります。良い動きだと思います。

 

全世界では食余りで期限が切れると捨てるところと食が足りずひもじい思いをしているところと二分化しています。私たちは裕福であることを改めて認識しないといけないと同時にいずれ私たちも食が足りなくなるとも言われていますからそこも意識しないといけないのでしょう。

 

ある人はその対応策として昆虫を食べる方向で考えているそうです。タンパク質が豊富にあるそうですが、私はもの凄く抵抗を感じます。そうなりたいですか?昆虫を食べるような未来に。

 

私ができることは食べ物に感謝し、残さず食べること、期限を守って消費すること、あと不必要に買いすぎないこと、そこからはじめないといけませんね。

不毛なやり取りに国民は疲弊してしまう。

安倍首相の支持率が下がっています。記者が歩行中の安倍首相に対して、「支持率急落していますが、どのように・・・」と質問すると、安倍首相は手を挙げて、「おはようございます!」と返答していることに思わず笑ってしまいました。

 

この一見的の外れたやり取りが巧者の政治家のやり方なんだな~としみじみ思いました。誰もが分かっているんです、おかしいってことを。安倍さんみたいな頭の賢い人たちが分かった上でやるこの煙に巻くやり方にその時その時は笑って、タヌキだなって思いますが、後でボディーブローのように響いてくる。

 

国会でのやり取りもそうでしょう。何だか、ばかしあい、はぐらかし、知らぬ存ぜぬの徹底、無用なやり取り、揚げ足とり。それを私たち国民は何を見せられているのだろうと不毛な思いに至ってしまう。そこにも支持率低下の理由もあるのではないか。

中国はカードを切る国。強者の理論です。

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中国というのは「覇権」の国だなと思います。武力、権力、財力による行使によって統治していく。もしこれがアメリカをしのぐことになって世界で仮に第一の国になったとしても上に立つ国としては寛容さが足りない。

 

謝罪というのはカードなのでしょう。自国がさらに上にのし上がるためにはどのカードを切るか、切らないか。日本に対してはこのカードを切り、イギリスに対してはこのカードはやめてこのカードにする。その他の国に対しても同じ。だから、普通で考えたらおかしいことを強者の理論でやっていく。

 

理不尽なことなど言わせない。東南アジアの軍事展開(侵略を含む)も似たようなもので有無を言わせない。ただ上に登りつめた後の詰めが読めていないところに皆が認めない部分があります。世界認識を考えないと。

「去年の冬、きみと別れ」を見てきました。驚きの内容がわんさかでした。

昨日、映画で「去年の冬、きみと別れ」を見てきました。何となく聞いたことがある題名だなと思っていて、最後のエンドロールで中村文則さんの小説のやつだったかと思って以前読んだやつだなと思いました。内容はすっかり忘れていて逆に新鮮に感じましたけど。

 

内容は様々な伏線に彩られて驚きを隠せない内容となっています。裏切りと残酷さ、人を信頼するということが疑わしくなるような中で、斎藤工さんが演じた天才カメラマンはまさに狂気といって良いほどで良い演技をされていました。カメラのシャッターを撮る時の不気味な笑みは気持ちが悪いほどで特に最後の方でこの伏線に基づく罠のことが書かれている本を彼は読むのですが、その時のいかれた感はある意味良かったです。まるで自分をこの罠に放り込んでくれたことに喜んでいる陶酔感のようでもあり、壊れていく自己統失感でもあり、その狭間でどちらなのか分からない表情をしていました。

 

永遠の愛を誓った盲目の女性と岩田剛典さんが演じるフリーライターが海辺で幸せそうにしているのを見て、こういうのを幸せっていうのかなって思っていたらそれを一気に突き崩すかのように現実という地獄がそれもジェットコースターのように急転直下で雪崩式に訪れます。

 

虐待、近親相姦、禁断であり奴隷関係などなど様々なことが入り混じって少し気持ち悪くなりますが、伏線、罠、演技、言葉で表すのは中々難しいですが、最後は崩壊という感じです。濃い映画でした。