OREO's diary

期待外れはどちらなのか、村上作品について。

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米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は16日、米国で9日に英語版が出版された村上春樹さんの長編小説「騎士団長殺し」について「ずっと良い作品を残してきた作家の小説としては期待外れだった」との辛口の書評を掲載した。
 書評を執筆した英国出身の作家ハリ・クンズル氏は、同小説について「あまりに長すぎる、生焼けの超自然の物語」と表現。300~400ページで収まる内容なのに700ページ程度に引き伸ばされた印象があり「だぶだぶのモンスター」のように感じたという。
 小説に登場する主人公の妻ら女性について読者は多くを知ることができないなど指摘した。

 そうかな。私的には村上さんの真骨頂だったと思っていますし、良い出来だったと思います。そもそも英語版がどう翻訳されているのかも気になりますし、アメリカ人の感覚と日本人の感覚も違うかもしれません。道場人物について多くのことを知ることができないのはそれはそれで良いと思います。そういうのもありです。

 

ノーベル文学賞が不祥事でダメになって代わりの賞を設けたけど村上さんが辞退したのは頷けます。こういうのがあると村上さんの個性がそがれてしまう。

 

特に肖像画についての部分は私は良かったと思う。真に迫っていた。イデアに関しては確かに不可解な部分が多かったし、なぜ四次元のようにタイムループできるのかも、そしてしたのかも意味が分からなかったしファンタジー系にでもなったのかという疑問はあったけど、それを抜きにしても良かった。