急きょ浮上した多国籍軍の意図は?

安全保障関連法の施行で可能になった「国際連携平和安全活動」を発動し、エジプトで活動する「多国籍軍・監視団」(MFO)に陸上自衛隊員の派遣を政府が検討しているそうです。これが急浮上した理由は自民党総裁選ひいては事実上の次の総理決定のための布石ということでしょうか?

 

安倍首相は9条1項の戦争放棄と2項の戦力不保持はそのまま残して、新たに自衛隊の存在を明記する3項を付け加えるつもりのようですので「自衛隊」ということの位置づけに躍起になっているのかなと。

 

しかし、新聞を読んでいるとその首相の思惑にのっている官邸・外務省と防衛相・自衛隊の思惑が一致したからだと書かれています。自衛隊の位置づけというのは難しい問題でこの自民党総裁選で結論が出てしまうのか?という危惧はあります。

 

ただ安倍首相のは自分の思惑の既定路線が少し強いかなという気がする。これが長期政権を続けた場合に出る弊害ではあるかもしれません。