障害者雇用の水増し、長時間労働、ハラスメントの問題。
障害者雇用の水増し問題は国の機関の8割が水増しをしていました。国が率先してやらなければならないことをやっていなかったのは民間企業への裏切りでありこんなことをやっているようでは障害者雇用の問題の解決はまだまだ遠いことを裏付けました。
それだけでなく今日の日経新聞に厚生労働省は残業100時間超えが42人いるという記事を載せています。過労死につながりかねない長時間労働ですが、今問題となっているこの働き方改革も国がこのような状態ではまだまだ改善の日は遠いでしょう。
スポーツ界ではハラスメントの嵐となっていますが、少し前に麻生さんが「セクハラ罪はない」とコメントしたことで国はハラスメントの問題を解決する気はないのだなと思い知らされました。
スイス・ジュネーブで開かれていた国際労働機関(ILO)総会でハラスメントをなくす条約をつくる方針が決まったそうです。少し前に世界では#MeToo運動でハラスメントに対する動きが出てきていますが、日本では依然旧態以前のままかもしれません。
「隗より始めよ」とは言いますが、そんな言葉知らない、なんて「未曾有」の言葉で濁した御仁に言われたとしたらもう何も言えませんけどね。