仮想通貨交換業者は新に撤退しますが。

仮想通貨交換業者は新に2社が撤退し、合計5社が撤退することになりました。コインチェックが巨額の通貨流出が起き、改正資金決済法ができ、取締りが強化されたからですが、この淘汰は仕方ないでしょう。

 

民泊も民泊新法ができ、淘汰されていくと思います。民泊は闇民泊が横行し、しかもそこで殺人事件が起きたことから問題が浮上しました。それがなければ観光客誘致に躍起になっていますから、そのまま押し進めたでしょう。仮想通貨だって流出がなければそのままいったはずです。

 

そうは問屋が卸さないというように世間は良くできています。ただ何か事件が起こってから対処するというのは二番煎じを隠せません。ウーバーテクノロジーズの自動運転車で人を引き殺してしまったことでニュース2に取り上げられましたが、この問題を、どう捉えるか?

 

新しい科学技術にはこの手のものはつきものでこれを教訓に開発に取り入れていくか、それとも人命優先で開発を押し留めるか。でも、それをいったら車の交通事故死は日本でいっても一年で3千人を越えています。高齢者の事故が多い中、それを解消するための手段としても活躍するであろう開発を押し留めてよいものかとも思います。

 

とはいえ、人命に数が問題なのか?という問いはごもっともで、よく電車にはねられた人は死んでいるにも関わらず大勢の乗客に迷惑をかけたということで遺族が賠償しなければならないことに憤りも感じます。何年か前も認知症高齢徘徊者を少し目をはなして電車に引かれたのに監督不行き届きということでその遺族の賠償問題に発展していました。

 

こういういろいろな問題が矛盾しておこることに頭がなかなか進みませんね。