キャッシュレス社会は大手をふって喜んでよいものか。

少しずつキャッシュレス化の波が来ています？りそな銀行や地方銀行、メガバンクなど61行でつくる銀行連合はブロックチェーン技術を使った送金サービスを夏にでも始めるつもりでスマホ決済が出来るようになるようです。疑問なのはお金の支払い、送金による移動はそんなに簡単に出来るようになって大丈夫なのでしょうか？

消費が落ち込むのを何とか変えたいと政府は躍起になっているでしょうから財布の紐が緩むのはある意味政府の目論みと合致するかもしれませんが、お金を使う私たち側から見れば何らかの抑止力がほしい。手続きの煩雑さを減らしたいのは税金、確定申告、役所の手続き等でしょうけど、その対策がマイナンバーカードでは手続きよりも個人情報の流出の方が気になります。

ゲームによる課金制度も同じです。お金を支払う垣根を取っ払っているからです。私たちは強い意思を鍛えることは大事でしょうけど、知らぬ間にふところに入られて意思の強弱よりも受け入れるのが普通ということにならないようにしなければいけないのではないかと危惧します。