食品ロス問題の解決と食育の解消として期限切れスーパーの活況との関係は?

日本全体の食品廃棄は1561万トンでその内、食品ロスは643万トンになるそうです。計算すると、約41%になります。実際問題、贅沢だけの問題であるとは言えないのだけど、そう取られても仕方ないのかもしれません。

 

2020年3月30日付けの日経MJの記事に書いてあったのですが、期限切れの食品を置くスーパーが活況であると。逆説な記事に目を引かれましたが、その「期限」とは”消費期限”ではなく”賞味期限”のことであると。

 

つまり、食品に安全な期限である消費期限だと問題であるが、おいしく食べられる期限である賞味期限をうまく使うという発想です。これは今にマッチしていると思います。

 

食べ物は残さず食べること。嫌いなものでもなんでも食べること。それは食べ物を作ってくださった方に感謝するとともに命をもらうという意識を持つこと。また、飢餓に苦しむ人に対して申し訳ないということを意識すること。そういうことを学んでいかないと。

 

今のが食育の一部だとしたら、賞味期限も食育の一つであるはずです。おいしく食べられる期間が過ぎたからといって食べられないわけではありません。私たちもこのスーパーを通して食育を学ばないといけませんね。

国民皆保険の弊害とは?

日本の医療費が膨大になるのは高齢者が増えたという理由以前に医療体制にあると思います。もちろん、高齢者が増え、その高齢者がさらに長生きになり、医療費がどんどんとかさむのはそうですが、そのため隠れた理由が隠れたままになっています。

 

イギリスでは患者が医療機関に行くことを厳しく制限し、重篤患者だけがみてもらえる体制となっているようです。それ以外は家庭医がみる体制となっており、それも家庭医がみる必要もなければみてくれません。

 

それと比較して日本は少し心配があれば医療機関に行きます。そして、不必要に薬を処方してもらいます。医者依存、薬依存の状態で自然治癒力もつかず、自分で治せるものも治そうという気概が生まれません。

 

これは日本は国民皆保険という制度をとっていることに起因しているのではないでしょうか。いや、国民皆保険自体は私は良いと思っていますが、この部分において弊害が出ているのではないかと思います。

 

アメリカ大統領選ではサンダース議員が躍進し、国民皆保険という実現も考えられるでしょうけど、このコロナの問題で必要か不必要かは賛否両論分かれると思います。ただ、オンライン診療も含め日本は不備を改善しないといけないでしょうね。

同一労働同一賃金は不合理賃金是正法ではないか?

同一労働同一賃金に関する法律が4月から施行されますが、この「同一」という言葉に引っ掛かりを覚えます。EUでは正規と非正規で”差別的な扱い”をしてはいけないという前提に立っているようで、これをベースにすると「同一」ではないわけです。

 

日本も不合理な取り扱いは禁止されるわけですが、この同一の「労働」という部分が本来①仕事と②作業の2つに分かれる必要があるのに一緒くたにされているからわからなくなっています。

 

ここに違いがあるために正規と非正規で賃金格差が生まれていたわけです。優遇という観点ではないでしょう。これを基に見てみると、良いネーミングは思い浮かばないですが、「不合理賃金是正法」のようなネーミングの方がしっくりきます。

 

この流れで考えると、不合理な、もちろん差別的なことも含めて賃金の扱いがあった場合には是正されないといけないですし、あってしかるべしです。しかし、同じ労働をしているからという理由では同じ「労働」ではないと、自由度、責任度が違うと見ないといけないでしょう。

正規と非正規の格差是正のための同一労働同一賃金の問題点は?

正規と非正規の格差是正のための同一労働同一賃金の問題点は何でしょうか?私はより切ることができる労働者を増やすことにあると思います。つまり、より正規社員へのインセンティブが働く結果になるでしょう。

 

どういうことかと言いますと、同一労働同一賃金になったとして、非正規の待遇が良くなり、非正規が増えます。非正規の待遇が良くなるわけですから非正規へのインセンティブが働くと見えてしまいます。

 

しかし、何等かの非常事態、今回の新型コロナでも良いですし、米中貿易摩擦でも良いですし、資金繰り悪化でも良いですが、そういう場合に真っ先に非正規は真っ先に切られ、正規は法に守られているため切ることができません。

 

また、非正規の待遇を良くすることは人件費増につながるため、非正規の数を減らす方向にうつるということになります。だから、正規へのインセンティブが働く結果になると思います。