ダイナミックプライシングというよりサイコロジープライシングでしょうか。
3月上旬にドン・キホーテの2点目からのマスク販売で話題があったのですね。知らなかった。
センスが良いとかそういうことはいろいろ書かれていて確かにそう思います。それよりもこれはダイナミックプライシングに当たるのでしょうか?しかし、ダイナミックプライシングは市場の需要に応じて価格を決めるということですから違うのでしょう。
価格をこちらで操作している。需要と供給をこちらで操作するということですから、心理というワードを踏まえて「サイコロジープライシング」とでも題名しましょうか。これはそれが成功する例と言えます。
OPECとOPECプラスとの原油の供給量の調整もそのサイコロジープライシングに基づいているのであれば失敗ということです。いや、この場合は心理を操作するということではなく操作されての価格決定だったのですから。
米シェール開発中堅のホワイティング・ペトロリアムは経営破綻しました。
アメリカがロシアとサウジアラビアとの協調を尻目に増産していたからなのに自国の企業も破産してしまいました。そして、今やそれどころではない事態に陥っています。それが経済にも影響しているのはこの価格決定はどのように解釈したら良いのでしょうか。