日本のハンコ文化がなくなるかもしれません。
安倍晋三首相は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、行政手続きに必要な対面や押印といった慣習や法規制を早急に見直す方針だそうです。ということはハンコが必要なくなる→いずれハンコがなくなる。といったことになるかもしれませんね。
私はこれを日本の一つの契機、区切り、あるいはデジタルへ成長の一歩だと思っています。文化という名の幻想に囚われていては前に進めないことは往々にしてあります。法的根拠もないハンコに世の中の企業が振り回されていることにあらがえない事実がありました。
またコロナ後の世界が一つ変わることになりますが、ハンコがいらなくなるということはハンコに携わる仕事がなくなるかもしれませんし、中国のようにお土産としての価値を持つようになるかもしれないですが。
ハンコもそうなのですが、今コロナの影響によってもの凄いスピードであらゆる物事が取捨選択をしています。必要ないものは必要ないものとして文化としてあっても削る。それが必要なら良いですが、そうでないものも強引にしたりするのはどうかとも思います。
例えばオンライン診療が日本もやっと緩和されてきた中で歯科医院もオンライン診療するという記事が載っていました。それはできるものなのでしょうか?こういった類のことが何でもかんでもオンラインすれば良いというわけではないのでは?と思うのですが。