食品ロス問題の解決と食育の解消として期限切れスーパーの活況との関係は?

日本全体の食品廃棄は1561万トンでその内、食品ロスは643万トンになるそうです。計算すると、約41%になります。実際問題、贅沢だけの問題であるとは言えないのだけど、そう取られても仕方ないのかもしれません。

 

2020年3月30日付けの日経MJの記事に書いてあったのですが、期限切れの食品を置くスーパーが活況であると。逆説な記事に目を引かれましたが、その「期限」とは”消費期限”ではなく”賞味期限”のことであると。

 

つまり、食品に安全な期限である消費期限だと問題であるが、おいしく食べられる期限である賞味期限をうまく使うという発想です。これは今にマッチしていると思います。

 

食べ物は残さず食べること。嫌いなものでもなんでも食べること。それは食べ物を作ってくださった方に感謝するとともに命をもらうという意識を持つこと。また、飢餓に苦しむ人に対して申し訳ないということを意識すること。そういうことを学んでいかないと。

 

今のが食育の一部だとしたら、賞味期限も食育の一つであるはずです。おいしく食べられる期間が過ぎたからといって食べられないわけではありません。私たちもこのスーパーを通して食育を学ばないといけませんね。