国民皆保険の弊害とは?

日本の医療費が膨大になるのは高齢者が増えたという理由以前に医療体制にあると思います。もちろん、高齢者が増え、その高齢者がさらに長生きになり、医療費がどんどんとかさむのはそうですが、そのため隠れた理由が隠れたままになっています。

 

イギリスでは患者が医療機関に行くことを厳しく制限し、重篤患者だけがみてもらえる体制となっているようです。それ以外は家庭医がみる体制となっており、それも家庭医がみる必要もなければみてくれません。

 

それと比較して日本は少し心配があれば医療機関に行きます。そして、不必要に薬を処方してもらいます。医者依存、薬依存の状態で自然治癒力もつかず、自分で治せるものも治そうという気概が生まれません。

 

これは日本は国民皆保険という制度をとっていることに起因しているのではないでしょうか。いや、国民皆保険自体は私は良いと思っていますが、この部分において弊害が出ているのではないかと思います。

 

アメリカ大統領選ではサンダース議員が躍進し、国民皆保険という実現も考えられるでしょうけど、このコロナの問題で必要か不必要かは賛否両論分かれると思います。ただ、オンライン診療も含め日本は不備を改善しないといけないでしょうね。