台湾のWHO参加と一国としての責任を。

www.mag2.com

この記事を見る上で、台湾は中国よりも日本よりも新型コロナウイルスに対する対応が良いということが読めます。私は台湾の総統である蔡英文さんがツイッターで「台湾がWHOに加盟していれば、新型肺炎は早期に予防できたはずだと我々台湾人は考えています。」と書いたのが気になっていたのですが、そういうことだったのかと胸をなでおろしました。

 

一国の政府としての対応がしっかりと出来ている。が、国連は台湾を国家として認めていないために台湾は参加ができないでいる。それどころか国連機関は中国に乗っ取られそうな勢いで中国の台頭による勢力図が幅をきかせいている。

 

15機関のトップに中国が入り、世界知的所有権機関WIPO)も結局シンガポール特許庁長官のダレン・タンさんがなりましたが、中国人がなろうとしていました。また、世界保健機関(WHO)のテドロスさんが杜撰な中国の今回の対応を「過去に例がないほど素晴らしい」と絶賛したとか。これはテドロスさんの出身国がエチオピアで中国から支援を受けているからだとか。

 

支援もそうだし、債務の罠に陥っているのもそうです。中国の台頭がゆがんだ構図を生んでいるのにこれがなければ今の経済低迷は起こらなかったのでは?とも思いたくなる。そういう意味では台湾のWHO参加は、また国家としての認知は早期に実現してもらいたく思いますね。

 

今は特に中国とは香港も含めて台湾は問題になっていますから、難しい局面ではありますが、台湾は蔡英文さんがまた総統になり、中国寄りではなくなったので、いや、だからこそ、こういう迅速な対応ができたとも思えますし、一国としての責任も併せ持っているということでしょう。