今の時代は義務と自発的行為との転換期

今の時代は義務と自発的行為との転換期だと思います。義務で人を動かした時代から自発的行為から人を動かす時代になったということです。つまり、義務では今は人は動きません。自発的行為に委ねるしかないわけです。

 

まずなぜそうなったのか?私が思うには裕福になったことを起点に自由度があがったからではないかと。また、情報の多寡が左右されます。赤信号みんな渡れば怖くない、です。民主主義の弊害捉えるのか、おかげと捉えるのかは人それぞれですが、声をあげやすくなりました。

 

セブンイレブンの本部とオーナーの問題も声をあげやすくなったからでしょう。まだ過渡期で勝てそうになさそうですが。情報が多くなればなるほどそれと比較します。比較して自分はなぜそれに比べてこんなに劣っているのかと憤慨する。義務の崩壊が起こるわけです。

 

出生率に関してもそうです。出生率を上げるためには義務では今の時代はダメなわけです。自発的行為に望まなければいつまでたっても増えません。自発的行為に発展させるためにはこれが当たり前という概念を覆し、社会はその受け皿を作らなければそっぽを向かれるだけです。

 

女性の社会進出、男性の家庭進出、そこに差別はあってはならないという考えを推し進める中でジェンダーレスも段々と増えていることには違和感を持ちます。違和感というのは解決策を推し進めているにも関わらず、ジェンダーレスでは男女それぞれの魅力が薄れ、結局、結び付かない方向に行くのではないかということです。

 

どこまでこの転換期を推進し、歯止めをどこに置くかですが。