タンス預金、休眠口座、矛盾との関係による日本の向かうべき方向は?

ご当地ペイが広がってきたそうです。ご当地ペイとは地方特有で作られたキャッシュレス化のことだそうで、貯められているタンス預金の活性化につながる目的もあるそうです。

 

また地方金融機関では休眠口座に手数料を取るということをしているようです。動いていないお金に動きをということですが、政府も年金の2000万円問題が浮上して貯蓄から投資へと方針を展開しました。

 

老後の不安の解消と経済活性化という点でそうするべきだと思いますが、何か腑に落ちないでいます。お金を使わないように不安にさせたのは一体どこのどいつだということが皆の心理状況です。使わないように不安にさせたのだから貯めておくしかないのにもっと使うべきだとは矛盾している。

 

つまり、政府は信頼度の下降局面にあるため、小さな政府に向かっていると見るべきでしょう。それなのに、消費税は上げる。これは大きな政府に向かおうとしている。これも矛盾していないでしょうか。

 

この向かう方向性があいまいなのであれば国民はついていかない。はっきりとさせるべきではないでしょうか。