WTO敗訴で安倍首相が切れたって。切れてないですよってあの人を思い出しますね。

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WTOでは、「1審」に当たる紛争処理小委員会(パネル)で日本の主張が認められたものの、その判断を上級委が取り消した。外務省にとっては想定外の逆転敗訴だったが、「パネルで勝ち、慢心の上にあぐらをかいていた」(官邸関係者)と厳しい視線が向けられる。外務省関係者は「これほど怒り、それを抑えようとしている安倍晋三首相を初めて見た」と漏らし、省内で「敗因分析」を進めてきた。

 慰安婦から徴用工問題、そしてレーザー監視船、今までの数々の事柄の積み重なっての今回の苛立ちが安倍首相にはあるのではないでしょうか。一体全体、日本と韓国は同盟国なのか?いやアメリカと日本のこともそうです。どちらの関係も同盟国という関係性に見えない。

 

ロシアや中国というような関係性とはまた違う。それはこちら側が上下関係が強すぎるからではないか。アメリカと日本の関係性でいえば属国のような扱いを受ける。受けているだけでなくそういうように見られている。韓国でいえば向こうが卑屈な思いでこちらを見ている。だからなのか私たちの方が上なのだと。

 

怒りは必要です。しかし、アメリカのようにそれを実行に移せるわけではありません。うつせる力があったとしてうつして良いかどうかも問題ではありますが。それ以前にWTOは弱体化したと見るべきか。そう考えると力自体は必要か。力がないと正義は全うできない。使い方に問題ありか。