人々は承認欲求よりも理解を本当は求めている。

マズローの欲求5段階説の中に承認欲求というのがありますが、人々が本当に求めているのは承認欲求ではなく「理解」だと思います。承認だなんて上から目線も甚だしい。しかし、今の世の中は承認を求める。特にネット社会では。

 

承認に当たる「いいね」に始まり、ネット投稿によるバイトテロから過激な動画のユーチューバに至るまで承認ばかりを求める。私を承認して!!

 

承認とは上から目線であると同時に大多数からも欲しい。だから、数が多ければ多いほどカリスマ的な扱いであると錯覚するわけですが、そんなかりそめのものにくらくらしても仕方がありません。

 

それとは違って理解とはごく少数の人間だけに限られます。自分のことを本当に理解してくれる人というのは本当に少ない。しかし、少ない分、通じ合える。分かり合える。そうすることができる。そういう人が人生の中でどれだけ作れるのだろうか。

 

ほとんどがいないということだと思う。私は仕事においても家庭においても相手をなるべく理解するように努めています。そうすると相手は段々と心を許してくれるものです。心を許してくれない人もいますが。私はそうですが、私を理解してくれる人はほとんどいないかな。