スズキの不正検査発覚

スズキの不正検査が発覚し、12日の記者会見で鈴木俊宏社長は「あくまで機能や品質などを確保したうえでのコストダウンと理解されるべきところが、誤った理解に結びついたのではないか」と話したという。よく言うよって声なき声が聞こえてきそうです。

 

現場は十分に理解していたと思いますよ。その上でそうせざるを得なかった。スズキに限らずに同じ状況に苦しんでいる人はごまんといることでしょう。こういうのを何と言ったら良いのでしょうか。隠された中で嫌なことを強制するという意味でステルスハラスメントとでも言えば良いのでしょうか。

 

日産自動車不正、スバル不正、スルガ銀行不正、レオパレス不正、大和ハウス不正、数え上げたらきりがありません。不正をあげていなかった企業はどこかとそちらから探した方が良いかもしれません。

 

ブランドという名の信頼を構築する上でこの不正が積もりにつもってきた状態はまるで押し入れにモノをまるごと突っ込んだ状態で見かけ上よく見えるようにしている状態と同じことかもしれません。

 

私たちは臭いものに蓋をするのではいけないのだということですね。