中国の各国への技術獲得意欲が過ぎる

ハイテク分野の自動運転技術を巡り、米テスラの元従業員が訴えられています。技術を持ち出して中国の新興電気自動車(EV)の小鵬汽車(シャオペン)に転職したとのことです。同じ内容でアップルの元従業員も技術を持ち出し、小鵬汽車(シャオペン)に転職しています。今何が起きているのか?

 

これは中国の千人計画と言われる中国共産党政府が、海外のハイレベルの人材を招聘するプログラムで言わば国主導のもと技術獲得プログラムです。さらに中国はイスラエルも狙っています。イスラエルの企業を中国企業が買収や出資しまくっている現実にアメリカは危機を抱いていますが、これをどう見るか?

 

他の国や他の企業から技術を盗むのは法律に違反しない限りで認められることでしょう。ただ中国のは過ぎる。なりふり構わずが強すぎて品がありません。信頼というものを感じないどころか裏切りに映ってしまう。それを国が主導している。企業から国へ働きかけていくのならまだしもそうでないところに中国の弱さを感じる。

 

そしてそこに世界各企業及び各国が目を向き合わざるを得ないのも世界の弱さか。