ローソンが全店でセルフレジを導入するのは何故か?

ローソンが消費税増税の10月までに全店(1万4000店)で「セルフレジ」を導入するとのことです。他のコンビニもそれに追随するそうですが、これをすることでレジの作業時間は最大で1店舗1日あたりの3割に相当する5時間を減らせると見込んでいるそうです。

 

セブンイレブンで人手不足のいざこざが問題に取り上げられオーナーの疲弊の訴えがここまで影響したと見るべきでしょう。同じ思いのオーナーはこの訴えに救われた思いがしたはずでさらにこのような動きが出たことにホッとしたのではないでしょうか?

 

この支払には現金は使えずキャッシュレス決済に限るとのこと。ちゃっかりとキャッシュレス化の波に貢献しているところに上手さがあります。セルフなので上手さというとおかしい感じがしますが、結果的上手さというものを感じます。

 

同時に働き方を考える起点でもあります。疲弊していることに上が知ってか知らずか上の論理で押し通してきたものが社会の要請に答えないといけないまでに個々の疲弊にだけにとどまらずに社会の疲弊にまで及んだわけです。人口減というのがそこまで触手を伸ばしてきた証左です。

 

かなりの後手後手感がありますがそういう意味での4月1日の転換点だったのかもしれません。