ベネズエラのマドゥロ大統領の四面楚歌ぶりが激しい

ベネズエラマドゥロ大統領はどんどんと垣根を崩され、四面楚歌ぶりがとても濃厚です。アメリカにイラン制裁のごとく原油輸出を制限され、ベネズエラからの原油輸出2割を占めるインドにも締め付けを強制しています。4割を占めるアメリカと含めると6割にものぼってしまいます。

 

支援する中国は米中貿易摩擦で強く言えない始末。あとはロシアだけになっている状況で、それは南北朝鮮問題よりも弱い立場関係に陥っています。野党の暫定大統領として支持をあおいでいるグアイド氏は国民の61%の支持、マドゥロ大統領の支持は14%。経済も全く安定していない状況でベネズエラは混迷を極めています。

 

フランスのマクロン大統領が黄色いベスト運動で国民が暴動を起こしているのとはまた違った動き。ドイツではメルケル首相の終焉が叫ばれる中、イギリスではEU離脱で混迷を極めているメイ首相も撤退を余儀なくされています。

 

トップにおけるこの撤退事案は世界の「何か」を象徴している気がします。