ソーシャルレンディングのリスクはどこに?「投資」と「融資」は違う。

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最近ネットで株関連でいろいろと検索している中で「ソーシャルレンディング」というものがあるのを知り、ちょっと興味がわいてきたところでこのような事件が起きました。実感としてはそのようなものに手を出さなくて良かったなという思いでいます。

ソーシャルレンディング」は、インターネットを通じて、多数の投資家から資金を集め、企業などに融資する金融サービスで、国内最大手の仲介会社「maneoマーケット」は、バイオマス発電などの再生可能エネルギー事業を行う企業に融資するとして数千人から200億円余りを集めていました。

しかし、融資した資金の一部が、事前の説明とは異なる形で流用されていたとして、去年7月、金融庁から業務改善命令を受け、投資家から集めた134億円余りの元本の返済や配当の支払いが今も滞っています。

 透明性がないということで何に使われているかを確認するすべがないというところに落ち目があったわけです。しかし、今日の日経新聞にその透明性を高める動きが出たようです。

 

ネット融資仲介透明化へ(平成31年3月31日付日経新聞

金融庁はインターネット経由で融資を仲介するソーシャルレンディング業者に、貸付先となる企業の情報開示を促す。従来は匿名を原則としてきたが、社名や所在地など投資判断に必要な情報の公表を求める方針。最大手のmaneoマーケット(東京・千代田)が個人投資家らに損害賠償を求めて訴えられるなど、トラブルが相次いでいることから透明性を高める。

 株関連で見つけたものではありましたが「株(投資)」ではなく「融資」ということでそこに違うものを感じますね。