平均貯蓄額と貯蓄額ゼロ

news.careerconnection.jp

「現在の貯蓄額がゼロ」と答えた人が、前年比6ポイント増の23.1%で、30~40代の「4人に1人が貯金ゼロ」という結果だった。さらに平均貯蓄額となると40代の減り方が凄まじい。30代は前年比4万円減の194万円なのに対し、40代では前年比120万円減の196万円だった。

 これでは「貯蓄から投資へ」とういスローガンなど全く効果ないことが分かります。貯蓄すらできないのですから。貯蓄の利息が全くないご時世というのも興味ないことにうつっているのかもしれません。

 

いろいろな若者の〇〇離れが叫ばれていますが、お酒やたばこ、飲み会、スマホ代などいろいろと使っている人は使っているはずです。私は極力そういうのを使ってこなかったのである程度はたまりました。だから、今、投資もできるのかなって思ってます。

 

賃金が上がらないと消費にも向かない。しかし、おかしい。個人金融資産は1800兆円と聞いたりしますが、30~40代で平均上記の貯蓄額しかないのであれば20代はもっとないでしょうから、50代以上でかなり貯蓄しているということになります。

 

とすれば消費してもらう年齢はそれ以降に集約するべきになります。特に団塊の世代とその子供たち団塊ジュニア世代に消費喚起を及ぼすにはキャッシュレス化で本当にメドがつくのでしょうか?

 

インフレーションでもなくデフレーションでもなくスタグフレーションのような状況に疲弊感を芽生える消費者の私たちはさらに消費税増税にいろいろな嫌気がさすかもしれません。