カルロスゴーン被告の早期保釈と国際世論に屈した日本

カルロスゴーン被告はなぜこんなにも早く保釈が認められたのでしょうか?

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こうした異例の判断の背景について、法曹界では「国際世論を意識した」との見方が有力だ。今回の事件は国際的なカリスマ経営者が逮捕されたことで世界が注目。海外メディアから「長期勾留」「取り調べに弁護士が同席できない」といった日本の刑事司法制度に対する批判が相次いで報じられたからだ。

人質司法を見直すきっかけが国際世論を意識したということであれば国際化というイメージがつきますが、カルロスゴーンに至ってはフランス側に批判を受けていたため、国際世論に屈したということであれば国際化とは程遠いです。

 

ましてや今回の場合は保釈のメドとされる初公判やそれに向けた公判前生理手続きも具体化していなかったため異例の決定だと言われています。国際世論に屈したというのが当たっているかもしれません。

 

この「屈した」というのは韓国との政治状況でもよくそうさせられているからか何とも弱い立場をほうふつとさせます。今回のカルロスゴーンの件は後手後手であっても良い方向に向かうのであれば良いですが、韓国との問題はそうではないでしょう。

 

この混迷を極めた状況は打開に向かうのでしょうか?