収穫逓減と収穫逓増という言葉と日本の生産性の現状について

収穫逓増という言葉が日経新聞に出てきたのですが、18年にノーベル経済学賞を受賞した米経済学者のポール・ローマー氏が提唱した言葉だそうで知識やアイデアが価値を膨らませるという事でGAFAと呼ばれるアメリカのIT企業の今の成長を表しています。

 

それとは別に収穫逓減という言葉もあるようでネットで検索すると「生産要素を追加で投入していくときに、投入一単位当たりの収穫量がだんだん減っていくこと」だそうです。

 

少し記憶が定かでない部分がありますが、日本人はアメリカと違って広大な土地を持っていない。その少ない土地をいかに効率よく利用して農業の生産を上げるかを考える力がある。そこでブラジルに人減らし政策の元日本人が送られた時には狭い範囲の土地であっても日本人なら知恵を絞って農産物をあげられるだろう。実際には全く土地自体の質が肥沃でなく残酷であった。そんなのではなかったか。

 

まあこれは良いとしてもこの言葉で現在を語れる気がする。生産性の低い日本はこの言葉をもっとよく考えないといけない気がする。2倍にしたら2倍にして返ってくるという考えが量的考えでしかなく言わば子供でも分かる。でも、2倍にしても2倍にならないということが現実。それが大人でも分からない。

 

私もそれについて考えないといけないと思いました。