ネオエコノミーとは

今日(平成31年2月25日付)の日経新聞1面トップに「ネオエコノミー」という言葉が書かれていました。早速ネットで言葉を検索(ググって)してみましたが、全く検索結果に表れません。日経新聞が独自で作った言葉でしょうか?

 

ネオ(neo)は新しいという言葉でネオエコノミーとは新しい経済という意味のようです。ではニュー(new)という新しいという言葉と何が違うのかというとネオはギリシア語で新しいという意味のようでなぜそんなギリシア語を使用したのか。

 

ニューエコノミーで検索してみたら意味が出てきました。

ニューエコノミー(にゅーえこのみー) | 証券用語集 | 東海東京証券株式会社

ニューエコノミーとは、90年代アメリカで生まれた経済理論で、情報技術の進歩や経済の国際化により、景気循環が消滅して、インフレーションが起きることがないまま、経済成長が続くといわれる説です。ITを活用することで、極限まで在庫調整が加速され、見込み生産や需給のタイムラグが消失し、それによって景気の循環なくなるのではないかという仮説なのですが、これが米国経済の質を大きく向上させ、理想的な経済状態を生んだとされます。

なるほど。つまり、すでにニューエコノミーという言葉が90年代で使用されているため、日経新聞は「ネオ」エコノミーという言葉で現在の進化する経済の言葉として使用したということでしょう。検索しても出てきませんから浸透しないような気がしますが。