中国の不穏な感じ

中国経済が不穏な感じを醸し出しています。「黒い白鳥」や「灰色のサイ」は防がなければならないと習近平氏は訴えたようです。「黒い白鳥」リーマンショックのような危機が起こらないようにということで、「灰色のサイ」は高い確率で現れるが何もできずに見ているしかないリスクのこと。この「灰色のサイ」は2013年のダボス会議世界経済フォーラム)で語られた言葉だそう。

 

これを基に経済は良好だと宗氏と共に中国メディアは言いつのる。実際は過剰債務がかなり発生しているようでそれを押し隠しているということですが、この「実際は」深刻な問題であるのにそうでないと伝える方針はトランプ流をマネたのでしょうか?違いますよね。

 

世界の経済大国2位に位置する中国。近い将来アメリカをも上回ろうとたくらんでいるのにアメリカとの貿易戦争で足元をすくわれ停滞感を見せたくないのでしょう。また、今は中国を起点にビジネスが動いたりしているため景気の作用がここに集約することを考えると、中国のこの集約が離れていってしまう恐れをなくしたいのだと思います。

 

株価の影響もここに問題があるのかもしれません。