マイナンバーカードの普及は政府の思惑通りにいくだろうか?

政府は2021年3月からマイナンバーカードを健康保険証としても使えるようにするということです。現在マイナンバーカードの普及率は1割程度でこの割合を増やし、デジタル社会の構築を目指す、加速させるとのたまっております。

 

なぜ普及していないのかを考えると、どんどんとこのマイナンバーカードに個人情報が集中されていくことに危惧しているから1割程度しか普及していないのではないでしょうか。それなのにさらに利用面が増えるということは政府の考えとは逆の方向に行く気がします。

 

私が聞いた話しではマイナンバーカードは「作らなければならない」と思っている人がいたようです。だからこの1割の中にそういうこととは無関係に作らなければならないと思った人が作ったという人がある程度おられるはずです。

 

そして、それ以外の残る人たちは利便性を考えて作った人。そういう人たちはさらに利用面が増えると考えると作るということになりますが、政府の思っている人たちでしょう。

 

私のような素人がこれだけ思うのですから悪用するプロはもっといろいろなことを考えているはずです。これからマイナンバーカードの普及が増えれば悪用できる回数も増えるだろう。情報もどんどん増えれば悪用できる場面も増えてくるだろう。通知カードだけだったら家に保管してあり、家に忍び込まなければならなかったところ、おあつらえ向きに持ち歩いてくれるだなんて手間がはぶけるよ、って。