レオパレスの不正工事問題とあきれる日本社会

レオパレスの不正工事の問題に関しては法令を知っていなかったわけではないでしょう。知っていてそれを守らなくても良いやと思っていたわけでもないでしょう。では何だ?ということになりますが、それをしないといけないほどコストダウン要請が強かった、納期に間に合わせないといけない要請が強かったということだと思います。

 

現場の声なき声が聞こえてきそうですよ。私にはこれはこのレオパレスだけに留まる問題ではなく日本社会にはびこる今まで積み重なった問題であると強く思う。終身雇用制が色濃く残る日本社会にタテ社会としての圧力、会社に守られているという幻想の裏に会社にがっちりとがんじがらめに縛りあげられ身動きすらできない労働者たち、下に対して不正云々の問題をつくのは筋違いです。上です、上。

 

私には謝罪会見の上層部の顔が知らなかったみたいな顔をする輩が何と面の皮が厚い人たちだろうとしか見えません。働き方改革という言葉が踊っていますが、こういうことから改革しないといけないのに何も変わっていない現実に政府はしてやったぞといきまいてはいませんか。

 

誰にあきれるのかは考えモノです。