ミャンマーで迫害されているロヒンギャ出身の起業家ムハンマド・ヌールさんが国籍を失い、自分自身の証明が出来ない中でこれを打破する手段として仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンに可能性を託しているようです。日経新聞に書いてありました。
少しメールに頼らなくても良いLineのようなものとして認識できそうですが、ことは携帯電話の乗り換えという簡単なものではありません。ロヒンギャの方をミャンマーに戻そうとしてはいるようですが、戻ったところで迫害されるだけでしょう。国籍を認められないのだから。
国家を介さずにとはある意味国家に信がおけない状態であり、国家の存在意義すら問われる時代なのかもしれません。