Pay Pay によるキャッシュレス化の経緯

先ほどテレビでQRコードによるキャッシュレス決済「Pay Payペイペイ」をやっていました。これはヤフーとソフトバンクが共同で立ち上げた合弁会社Pay Pay株式会社のキャッシュレス決済ですが、なぜこの名前になったかというとインドの会社のキャッシュレス決済「Paytmペイティーエム」と提携しているからです。さすが、孫さんですね。

 

このPay Pay に中国のアリババのキャッシュレス決済アリペイも連動しているようです。それはアリババが、そのインドのワン97という会社に出資しているからです。そしてPay Payでもアリペイが連係しているとなると中国人によるインバウンド効果も望めるということになります。

 

さらに米著名投資家であるウォーレンバフェットさんの会社バークシャハザウェイか初のインドに初出資としてワン97に出資したそうです。第二のウォーレンバフェットを目指す孫さんとのせめぎあいでしょうか。

 

そうした背景にはインドは高額紙幣を2016年にモディ首相が廃止したという経緯があり、キャッシュレス化が押し進んでいるからです。日本にも一時期紙幣廃止論が取り沙汰されましたが、日本にはなかなか難しいでしょう。

 

世の中は分からない間に進んでいるようです。